vol.7  Ⅳ前世の旅~ギリシャ神話時代へ~

vol.7  Ⅳ前世の旅~ギリシャ神話時代へ~

 

 

前回で述べたように、2000年程前のわたしはイエス・キリスト磔刑のため、喪失、裏切り、絶望、そして憎しみと悲しみをしりました。

 

それを理解し自分を慰め癒しました。

 

実はこのキリストとの前世を克服するより前に、ギリシャ神話時代も非常にわたしに足枷をはめていました。

 

わたしの魂が相当古いのもおわかりですね。

そして思い出しきれないほどの前世を抱えていますが、思い出せるのは反対になんらかのカルマを抱えているということ。

 

さて、子どもの頃から今もですが、私はとても本が好き。

 

とくに気になるのは、やはり前世と関係しています。

 

その中の一つギリシャ神話へと入っていきます。

 

わたしは、ポセイドンのことがやたら気になる人生をおくっていました。

 

海神ポセイドン、海と地を治めています。体では胃の部分に当たります。ポセイドンとのカルマがあるためか、わたしは非常に胃が弱かったです。

 

彼の兄弟には天を治めるゼウス、体では頭の部分です。

 

また、冥界を治めるハデスは子宮にあたるそうです。

 

ポセイドンもゼウスもですが、女が大好きです。

女神も好きだし、人間の女とも関係をもっています。

 

伝説のアトランティスは、ポセイドンと人間の女との地でもあり、息子達に治めさすが血が薄くなると堕落もはじまり、怒った神々、ポセイドンとゼウスによって滅ぼされます。

 

さてわたしの前世のギリシャ神話時代へとはいっていきます。

 

わたしは、とってもセクシーな人魚の姿ですが、神様に仕えた巫女でもあります。

祈り、神託を受けて海を癒し、海に住む魚たちを愛して、海の秩序を守っていました。

があるとき、攻め込まれて神殿は破壊されてしまいました。

 

ここで私と鮎ちゃんの記憶の違いが生じました。

鮎ちゃんはスピリチュアルヒーラーです。

 

わたしは、神殿に攻め込んできたのはポセイゾンの軍勢と記憶し、

鮎ちゃんの透視では、ポセイゾンの神殿をわたしが守っていたが守りきれなかった。ということ。

 

いずれにしても神殿は攻め込まれ、瓦礫の山をまえに悲しみはひとしおです。

仲間を失い、無力感と喪失感。

 

 

 

わたしは、手にパンドラの箱のカギを手をもち、深く深く潜っていきます。

 

パンドラの箱とは、ゼウスはかつて人間は男しか作りませんでした。

 

男性しかおらず災難が無い世界に、パンドラという女性がおくられます。

 

すべての悪と災いを封印した箱を、大地と豊穣の女神パンドラにゼウスはもたせました。

決して開けてはならないと伝え。

ですが、彼女は好奇心に負けて、開けてしまい人間界に「災いと悪」が、解き放たれたそうです。

 

 

男性の中には今でも「女はよからぬことをする、余計なことをする」という意識。

この時代に埋め込まれたのかもしれません。

 

 

パンドラのカギをもった人魚のわたしは海の底へといきます。

 

ですが海の底には、ウミヘビがこのパンドラの箱を守っていますが、汚染されています。この汚染もコロナウィルスの集団意識とリンクしているそうです。

 

人魚のわたしのエネルギー自身も穢れて汚染されていきます。

 

 

浄化の力を失ったわたしは、

「助けてください、この有様を。この世界を」と祈ります。

 

 

ヒーラーが浄化はじめると、女神も力を貸してくれました。

 

これは私もはっきりと記憶しています。

 

わたしは神殿が攻め込まれた後、二人の女神に助けを乞うのです。

使命を果たすために、二人の女神は私を海へ送りだしてくれます。

 

ですが、ここから記憶がなくて、私の使命をはなんだったっけ?

と思い出せずにいたのです。

 

パンドラの箱もわかります。でも、それをどうすればよいのか忘れているのです。

 

ヒーラーによって、忘れた記憶を呼び覚まさせてもらいました。

 

ヒーラーによると女神アテナと美の女神ビーナス、そしてポセイドンのエネルギーも手伝ってくれたそうです。

 

悲しみと憎しみを捨てたわたしは、まずは自分を浄化していきます。

 

人魚の巫女の私の浄化がすむと、なんと奥のほうから、メデューサが現れました。

 

ここで、メデューサを知らない人のために紹介します。

 

 

 

彼女はもともと美少女であり、特に自分の髪を自慢としていたため、アテナと美を競ってその髪を蛇に変えられたとされています。

醜い姿に変えられたメドゥーサは人々を呪い見るものを石にしてしまう力を持っていました。アテナなどに手助けされたペルセウスに首を切られるというお話です。

 

わたしはなんとこのメデューサともリンクしていたようです。ヒーリングが進むにつれて現世の私の首と体がくっついていくという場面も登場します。

 

もちろん、今の私は、首がまわらない。寝違えなど。

このような悩みはもちろんありました。

 

もう、エネルギー体でリンクしているところって、結構体に支障でるから困ってしまいます。

 

で、蛇も怖いし、自分の一部でもあるメデューサを癒すのにはかなりの時間が必要です。

今でも癒しきれずにいます。

 

彼女を娘のように愛し、彼女の髪を蛇から輝く金色のうねる長い髪へと戻していきます。

すると喜ぶのですが傲慢な性質と残虐な部分が顔をだします。

 

すかさず、女神アテナによって髪の毛を蛇に戻されます。

 

もう、これ!どうすんだ!

 

と、思いながらも、彼女の心に傲慢ではなくて謙虚さを教えたりしています。

 

もちろんメデューサの傲慢な部分は私のなかにもあります。

 

彼女を癒し育てながら、自らのその傲慢と残虐な部分を無くしていく作業中です。

 

こうして、神殿の人魚の巫女の私の使命。

パンドラの箱を守り、箱をこれ以上、汚染させないという使命。

 

現代に置き換えると、

 

笑顔と明るい言葉でわたしの周りの人々を、健全で前向きな気持ちに誘うこと。

だけれども、メデューサの部分ももっているので、私は今日も私自身を癒しながら、まわりと愛と調和のエネルギーを注いでいきます。

 

一人の力は小さいようで、日々動き回っている私の醸し出すエネルギーがよければ、それはいい意味で伝染していくのです。伝染したものがまた、愛と調和を家族に流していく、という風に。

 

 

次は私の中で絡み合う、エルフと女神の魂というかエネルギーについてのお話です。

 

もう、果てしないわ~~~。

 

つづく