vol.3 Ⅰ 天使からの手紙~妹さんにも渡す~

vol.2のつづき

 

vol.3 Ⅰ 天使からの手紙~妹さんにも渡す~

 

 

では元気いっぱいの妹さんへの守護からのメッセージもここに記しておきます。

 

 

あなたの側にいる者より

 

嬉しい私たちの言葉が届くのが

 

いつも貴女をみています

 

見守っています

 

ただ頑張りすぎているのが心配です

 

貴女のその病と痛みは、家族に降りかかるのを引き受けたからです

 

貴方はどのように自分を大切にすることができますか?

 

 相手にあわせて、自分の光を小さくしないで

 

貴女の素晴らしい光をもっと輝かせてください

 

愛しています

 

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妹さん。

私の友人は、嬉しそうにうんうん、と頷きながら聞いていました。

 

あれから二か月。

 

彼女の病は、痛みと熱を伴っています。

 


守護からの言葉の

 
「貴方はどのように自分を大切にすることができますか?」

 

この一文は課題なのです。 

 

課題をもらうが蔑ろにしたり、忘れていたりすると、体調の不良というものが続くことがあるのです。

 


そう。

天使や守護からの言葉やメッセージって欲しいドキドキ


とおもいますよね。

 

これ。もらって放置は

 
ノーーーーー!!!

 
なのです。

 


別に罰が当たるとか、呪われるとかではありません。ご安心を。

 
ただ、このままだと、困難が待ち受けていますよ。ということなのです。

 
守護たちは、愛する私たちのために無償で動きまわってくれています。

 

回避できるように手を尽くしてくれているのに、行動に移さなければ困難は予定通りやってきます。

 
このエッセイを投稿していると、妹の方のご主人から電話がはいりました。

 


彼女は病気を発症し、薬を変えても安定せずに、痛みに耐えていると。

とても朗らかで明るくて前向きで素敵な彼女。

 


ご主人は、見ていられなくて、思わず私のところに電話をしてきました。

わたしなりのアドバイスをして電話をきりました。

現実的なアドバイスを渡して。

 

 

おそらく彼女の守護からのメッセージがそろそろと降りてくるはずです。

 
というかとても心配そうにチラチラと彼女の守護が見えますが・・・。

 
ま、そのうちに~(相変わらずの逃げ腰ですあせる)

 


そのうち仙人風の神様が「おい、聞こえているんだろ」とやってきそうな気がするが、重い腰をまだあげずにおります。

 


重い腰をあげずにいる間に別の話をここに書きましょ~。

 

 

vol.2 Ⅰ天使からの手紙~天使達とのミーテイングからお届けまで~

vol.2 Ⅰ天使からの手紙~天使達とのミーテイングからお届けまで~


この日の夜。

ベッドの上で胡坐をかいて瞑想する。

うっかり寝てしまってもいいように。(睡魔よ、早く来い)

 

すると、ずーとこの10日間気になった女性がやはり目の中に浮かぶ。

 

私は白い世界にはいり、私を取り囲む6人の天使たちと、先方の女性の守護とミーティングすることにした。

仙人風のじいさん天使がまるで見合いの進行役のよう。


相変わらずのお節介に、ガックリもくるがいつも通りなので安心もする。

 

睡魔にも裏切られて、私は大人しくミーティングに参加することにした。

 

先方の女性の守護がわたしの手を握らんばかりに感動している。
私たちの可愛い子にぜひ、私たちの言葉を届けてください。と。

あ~はい。と私。

降りてきた言葉をちょこっとずつノートやスマホのメモ機能に入れていく。

こんな抽象的なことを?
と思いながらも、文章をまとめて読み上げる。

 

こうなったらサクサクと仕事を終えるのだ。

「私」を通しての言葉だから、私の主観が入っていたら本質がズレるだろうから、こっからは、オラクルカードも使う。

ラクルとは神託のことだ。

 

エス・ノーもはいった36枚のカードを使ってシャッフルし、まとめた文章を読み上げていく。そしてこの文章で間違いないか尋ねるとなんと答えは

「ノー」

え、36もあるのに、ノーがちゃんと出るのね・・・・・あはは~こっわーーい。

 

「では、どの部分が違うのか教えてください」といいながら、白い世界に再度はいる。

するとうちの子はナイーブだからここまではっきりと言わないであげて。
という先方の優しい守護からのメッセージ。

 

なるほどと。

 

ちなみに先方の女性とわたしは、面識があるだけの関係。連絡先を知らない。
わたしと先方の女性の間には先方の妹がいる。
この妹とわたしが友人なのだ。

 

で、この白い世界のミーティングには妹の方の守護も参加している。

どうやら妹の守護の言葉も拾っていたようで食い違いがあった。

「で、ちょっとわけますね」

と私は一度ベッドの上に戻り、声にだして宣言する。
「わたしの守護達とお姉さんの方の守護たちとのミーティングをします」

 

すると妹の方の守護からはちょっぴり断念~という雰囲気が漏れてくる。
この空気に負けて、気のいいわたしは、つい約束を取り付ける。

「あ~、あとでちゃんと妹さんの方への言葉も預かりますから」
というと飛び上がらんばかりの陽気。

 

そして場が落ち着いたので、再度白い世界でのミーティングを開始した。
そのご、文章をまとめて、間違いがないかオラクルカードを引く。

エス

と、きっちりとでたので、スマホのメモ機能にかきこみ、終了する。


その間わたしの天使のような神様たちは黙って見守っている。

 

期待感に負けたわたしは、妹さんへの言葉ももらいにまたもや、白い世界でのミーティングを開始する。

 

これまた抽象的な言葉。
まあ、届けろという言葉に私は従うのみ。

カードを使うと今度はイエス・ノーではなくて、こんなイメージの言葉も伝えて。
と追加がやってくる。わりとちゃっかりしてますな(笑)

こちらの妹さんの守護はノリノリで、まだまだ伝えようとするがメインはお姉さんの方なので、

ではこれで。
とブツっと終わる。

 

「あら~、もうおわり?」
という妹の方の守護の言葉をまるっと

「聞こえてません」
という雰囲気をかもしだして、清書することにした。

 

守護からの言葉を今回は、手紙に表すことにする。

 

ここで漢字がむずかしい。
ひらがなばかりだと、読みつらい。

でも漢字は中国から伝わってきたもので「呪」も含まれている。

 

漢字を選びながら清書も各々の守護とつながりながら書き上げた。
ここは平仮名、ここは漢字。という風に。

 

姉と妹の分をこしらえて、わたしは先方の友人の妹にラインメッセージをいれる。

これこれこうこうの事情で会って言葉を渡したい。と。

あ、お姉さんが忙しかったり、嫌そうならラインで文章おくるからね!無理しないでね。と。

逃げ腰のライン文章をおくる。
ごにょごにょと言い訳のような言葉を羅列しながら。

 

わたしの天使。イヤ神様たちは「大丈夫だから」と、ドヤ顔だ。

『心配しなくてもハードルの低いところをちゃんと選んでおるわ』

という風に。


その雰囲気にも人間できていない私は、イラッ。

 

私もわたしの守護に思わず甘えたくなって、えーーん、と泣きつく。
(そう。わたしにも守護霊がいるのだ!神や天使に振り回されている間に思い出した!)
するとどうだ。
守護はわたしのことを、かわいいだの、いい子だの、褒めるだけ褒めちぎる。

ほわああ、心地いいわ~
褒めて褒めて。
褒められるって最高。
ちょっと仙人じいさん風の神様も見習ってほしい。

 

『褒めても動かんから檄をいれとるんじゃ』と。
そうこうやり取りをしていると

 

電話の着信音。
「だれ?」
(げっ、妹。ぎゃーー。クレームならやんわりとラインでお願いします!)

もう謝る気満々で電話にでる。
「その~、妙なことをラインで書いちゃって・・・」

「ありがとう!一葉ちゃん!喜んでうけとるよ!お姉にも電話したから、段取りしたから」
と。

お、おおおお~

案ずるよりも生むがやすしでした。


もじゃ髭の神様のドヤ顔がよぎる。

 

あくる日。

それでも勇気をだして雨がシトシト降る中、電車とバスを乗り継いで先方にお邪魔することにした。


ちなみに届ける私も届けられる先方も私たちの天使の目論見はさっぱりわかりません。

 

そうなのです!
天上の目論見がわからんのです!

届ければわかる!と。

もう吉とでるか凶とでるかの運び屋です!まあ、神や守護たちからのメッセージだから凶は考えにくいもですが・・・。

 

ピンポーン
「はーい、どうぞどうぞ」
とにこやか姉妹に出迎えられる。

こんなに、にこやかで何の悩みもないような姉妹に、やはりこの手紙は不要ではと、内心は冷や汗ダラダラダラ。
もう回れ右して帰りたい。

 

「ちょ、ちょっとトイレかります」
トイレでおちつき、いざ戦陣へ

スピリチュアルの好きの妹さんの眼は、いつも以上にキラッキラッ。
もうこっちの目がつぶれそうなほどの眩さ。

 

こんなにキラキラしていたらもう、守護からの言葉も自分から大量にダウンロードできるのでは。と一人妄想する。

 

大人しいお姉さんが口を切った。
「ガンを患ったから、そのことなのかなあ。でもね、わたし抗がん剤もして、いまは落ち着いてるのよね~」

 

うん、落ち着いてる感じ。


もう爺さん本当に大丈夫なんだろうな。
と、斜め上を睨んでしまう。

腹をくくって言葉を渡すことにした。

クリスタルを音叉で鳴らし。
(もう、ミーティングしたときの守護よ!援護頼む!)

という気持ちで手紙の朗読をさせてもらうことにした。


リビングがシーンという音に包まれて異空間にはいる感覚になり、静かな声でわたしの口から言葉が紡ぎだされる。

 


あなたの守り手より

怖がらないで

あなたは、孤独ではない

助けがほしいときは、いつでも呼んでください

心が軽くなるまで、話をしなさい

いつもあなたの言葉をきいています

あなたの悩みも知っています、わたしたちのかわいい宝ものよ

泣かないで

嘆かないで

全てを受け入れて

あなたは とてもまじめに生きてきた

もっと人生を楽しみましょう

わたしたちの言葉をここに残します

そしてあなたの心のうちを妹に伝えなさい

いつも側にます  愛しています。

 

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朗読が始まるとお姉さんはすぐに涙をこぼしはじめた。

 

私は斜め向こうに座る彼女が気になるが、続けることにした。

私にしか聞こえない讃美歌が聞こえてくる。

私にしか聞こえない歌声に心を支えられ最後まで読み切る。

 

「ありがとう」
と短い言葉がかえり、お姉さんは何度も涙を拭いた。

 

わたしは
「何かこの手紙から感じられることはありましたか?」
と尋ねることにした。

 

するとお姉さんは、子どものことで悩んでいると。

子どもさんは成人しているが不況のせいで勤め先が決まらない。

そのことを痛くこころを痛め、自分の役割はなんだろう。

どうしてあげたらいいのだろう。

と、このようなことを随分と悩んでいたようです。

 

妹さんもこの悩みが、こんなに大きく姉の心を占めているのかはわからなかったようです。

 

私は、「ありがとうの神様」と言われている、今は亡き小林正観さんの言葉を引用して渡したように思います。

 

たしか、人にはそれぞれ役割がある。

お役目ともいうのかもしれないです。
就職できずに、苦しむということもこれからの人生で何かのお役があるはずです。

そしてそれを支える母親としての役割もあると思います。
この苦しみがあるから同じ境遇の方の気持ちがわかるなど。

 

そのような言葉を追加したように思います。なにぶん、降りてきた言葉も伝えたので覚えていないのです。

 

お姉さんは次第に笑顔になり、最近エンジェルナンバーというものをよく見ると。
エンジェルナンバーとは同じ数字を繰り返し見る。

メッセージを調べてみると
「大丈夫」

という言葉だったそうです。

涙を拭き、笑顔になられて、わたしの気になった御勤めは終わりました。

 


以前、わたしは勤めていた職場の方に、子どもの成績が悪いことを嘆き相談しました。

若く見えた彼女は実は、結婚している息子さんに孫がいるそうです。


その人いわく


「子どもが小さいときの悩みは小さいのよ。親が何とかしてあげられることもあるからね。でも、社会にだした子どものことは気になるけれども、口を挟めない悩みというものがやってくるの」


その時のわたしは、意味がわかりませんでした。


社会にだしたら、子育てから解放されて、なにも憂うことはない。

と思っていたから。


そして今もその境遇ではないので深い感銘をうけることはできません。


でも

親は生きているかぎり、子どものことを気に掛ける生き物なのでしょうね。


これがほかの生き物と決定的な違いだと思います。


役目や役割、学びのための苦しさ。


本での知識はあるけれども、実際にその人にならないと気持ちは慮れません。


では、わたしはなぜ、守護の手紙を届けるのか。


答えは、その方の「魂を癒す」ため。

たいていの方は涙を流されます。


あとになれば、なぜ、あんなことで涙を流したのだろうと思うものです。


でも魂が感動し癒され、涙を流されるのだと思います。

 

重い腰をあげて勇気をだしてよかったと、私の心が喜びに震える瞬間です。

 

が、今度は妹さんの番。
おめめをキラキラさせて、待っている。

う、はい。

読みますが、期待はしないでね。

 

(つづく)

 

vol.1 Ⅰ:天使からの手紙を届ける~メッセージ~

こんにちは。
私の「光への道」を紹介したいと思います。いま尚、進行形です。
ちょっとエッセイ風にまとめてみました。

 

Ⅰ:天使からの手紙を届ける~メッセージ~


私の天使は仕事好き。

そしてとっても親切で、お節介。

あっちで困っている人がいるから、この言葉を届けてあげなさい。

という風に。


それはいつも急にやってきます。

私が行動するまでしつこく、いえ・・・粘り強く登場します。

それでも無視をし続けると、サインを読み取れる友人にまで言いにいきます。


ちなみに度々おみかけする私の天使は、ギリシャ神話の神様のような恰好。

布を片側からドレープ状でロングの服をきた、おじいさん。

白髪のロン毛に白髭の皺あり顔。うん、じいさんだなっていうお顔。右手に節のある杖をもち。

天使っていうか洋風の仙人。


ある日のこと、友人たちで集まっていると、急にふんわり雰囲気の鮎ちゃんが

「ねー。血管切れそうなほど喚いていて、唾がとんできそうな勢いで一葉ちゃん(私のこと)の神様?こんなに無視をしても大丈夫なの~?」

と。


「あ~~~」

心の中でわたしは、イヤな予感。汗がダラダラダラ。


「一葉ちゃんの胸に黒い扉があるね、開けてもいい?」

かわいく陽気な鮎ちゃんが私に尋ねる。


「う、うん・・・」

「はーい、開けちゃうよぉ」


胸の扉が開いたけれども特に変化なし。で、ほっ。

「うん?おかしいなー。一回下がってから上がってるからペレちゃんに言葉が届きにくいのかなー。目の前で直通にしよ」


 ひえ~~。

 スピリチュアルな仕事をしているだけに才能半端ねえ。


 うおおおお、確かに今まで、見えにくい設定にしていたのに、目の前にいる!

 

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 わたしの白いじいさんが。

 その後ろにもじいさんやら、おっちゃんやの集団がいるわいるわ。


 うおおおお。

 微笑まなくていいです。

 話しかけなくていいです。

 わたしは何も見えてません。


 ガシャンと扉を閉めるイメージを思わずしてしまった。


 すると一部始終みている鮎ちゃんが

 「あ、扉を閉めたね」

 とちょっぴり呆れ顔。


 先ほど扉のブロックを解除してもいいよー。と呑気だったが


 わーーーー。

 と使命のようなものが流れこんできそうなので、きっちりと扉を閉めた。


 わ、私は何もしりませんよ~。

 気づいていませんよ~~

 明後日の方をむいて、吹けない口笛をピィュ~と鳴らしてみる。


 わかっている。はいはい、わかっていますよ。


 親切な白いおっちゃん集団がこの人を助けてあげなさい。と、ターゲットもバッチリわかってますよ。


 普段まったく交流のない人なのに。


「この人だよ」


と見合い写真のようにチラチラと私がぼんやりした隙に映像を差し込んでくるのだから。


けれども、だ。


物理的な距離を天使たちは気にしないのがいけないと思う。

電車とバスにのって片道一時間。


あなたに、見えない世界からの言葉を渡しにきました。という人物が玄関先にいたら

「ノーーー!!!」怪しすぎるから門前払い。


うん、それが正しい判断です。絶対におうちに上げてはイケマセン。


その光景を想像するだけで、うぎゃーーと喚いて転げまわりたい。


相手の妙な目や、どうしたらいいの???と困る顔がちらつく。


このような、いてもたってもおられない私の心境を天使たちは総無視。


挙句の果てに私は

(このメッセージは間違っているのかも。間違った、ただの妄想を伝えにいくと世界の平和を乱すよね、やっぱり届けに行かないほうがいいよね、うんうん。そうそう、いかない方が平和平和。わたしに見えてるのは天使ではなくて通りすがりの仙人ということで・・・)と、自己完結する。


ブツブツという独り言を耳聡い友人の咲子がきっちりと拾うのがつらい。


「その辺にいる仙人なわけがないじゃあないですか!天使っていってるけれども、神様ですよ、どうみても。通りすがりの仙人と言われてアングリと口を開けてるじゃあないですか!」

こっちの友人はぐいぐいと迫ってくる。


(もう、同じ画像を共有できる友人たちがイヤ!スピの仕事してる二人の能力の高さが困る!あ、いや、この前のスピの施術ありがとう。本当に命がけでやってくれてありがとう。でも今はダメよ。そう、天使なんていってるけれども、私についてる6人の神様だって、こっちだって解ってるけれども認めるわけにはいかんのだよ!あ~でも咲ちゃの視線が辛い)


「あはははは・・・・・いつものギリシャ神話みたいな恰好の髪と髭が白くて、長くてボサボサで杖ついている・・・」


「はい。それだけ見えてたら上等です。もう4年は放置していますよね。杖を振り回して、自己アピールをいつまでさせてるんですか」


「うっ・・・だって、何をいってるのか解らないし・・・」

と逃げる。


白い集団がわたしの視線のちょいと上で盗み聴き。

あ、いやその聞いてらっしゃるから、言い訳をてんこ盛りに可哀想な振りも忘れずにする。

(うん、ここ大事よね)


「じゃあ、何を言ってるのか、聞いてあげるね♡」


(ノーーーーー!)


親切な鮎ちゃん!

心の扉のブロック解除もさくっと取っ払ってしてしまう鮎ちゃん、いえいえ、聞かなくてもいいよ~~~。でも、言葉に出しては言えない。


「うん?わからないなー言葉が。あ、私たちに言う必要はないと。ちゃんとわかってるはずだからっ!だって。とっても強い口調で言ってるよ~」


「あ~~ありがとう、な、なんだろうね~アハハハ」

と乾いた笑いのわたし。


「はあ~」

と、咲ちゃんが大きなため息ついて、鮎ちゃんに耳打ちする。


聞こえそうだけれども、私は御勤めしないのだ!


と、心に決めて二人とわかれて帰路につく。


つ、疲れた。

妙な芝居をして疲れた。自業自得である。


(やっぱりあの人にこの言葉を伝えろっていうやつだよね~。鮎ちゃんが心底心配してたからちょいと仙人風の神様、あ~、テンション上がらないから天使にしよ~。私の天使と向き合うか・・・)

電車のなかで呟くと、約束成立~という声がきこえてきたような。


(つづく)