vol.5 Ⅲ私と守護天使との出会い
Ⅲ 私と守護天使との出会い
ここでは守護天使と守護霊の言葉を分けたいと思います。
わたしは小学校の1年生から4年生まで虐めにあっていて、とても辛い時期がありました。
自宅に戻っても親には私の話を聞いてもらえず、子ども同士のただの喧嘩でしょ。
ぐらいにしか認識してもらえませんでした。
この頃の子ども特有の考え方なのかもしれませんが、兄ばかり可愛がってもらい、わたしは可愛がってもらえていないという不公平感。
両親とも兄との関係もわるく、世界で誰にも愛してもらえていないという孤独が常にありました。
だんだんと、私は暗くなりうつむく子どもになっていきました。
すると増々、いじめは酷くなっていくのです。
つらいわたしは、空想の世界に入り込むようになっていきます。
夜になると大抵わたしは、天上界のようなところにいるのです。
光で覆われたそこは、起きている間に傷ついた心を癒す唯一の場所になっていきました。
そこには、白いギリシャ神話にでてくるような長衣をきた西欧風の男性がいます。
いつも彼は微笑み、わたしは守護天使の膝に頭をのせ、撫でてもらっているのです。
物心ついてから親に撫でてもらった記憶のないわたしは、とってもいい気持ちです。
わたしは、帰りたくない。ずっとここに居たい。といいます。
困った顔をしたわたしの守護天使は
『大人になったら辛いことはもう終わっている、辛いのはもう少しだから』と。
髪をやさしく撫ぜられながらわたしは
「もう少しの辛抱?すぐに大人になりたい」
と、毎日のように繰り返していました。
今を楽しむように言われたように思いますが、辛いことばかりで楽しいことなど一つもない、と。
眠ると天国のようなところに行くことができるので、人は眠ると死ぬんだ。と小学生の私は思っていました。
3,4年生のときに先生が
「眠るのと死ぬのは違います」
と、授業で言っているのを聞いてわたしは心底驚き、クラス中の子ども達は
「そんなの当たり前だ」とゲラゲラ笑っているのが衝撃でした。
今ではスピリチュアルな世界も浸透し、眠っている間に、魂の旅路をしているという言葉や、寝ている間に自分の守護に出会い学んでいる。
なども言われるようになりましたが、当時はそのような認識はない時代でした。
この私の眠りの世界だけが幸せとおもった4年間は、今の私に繋がる必要な経験だったのかもしれません。
5年になりクラス替えで最高の友人を得ることができ、わたしの毎日はようやく明るさを取り戻してくれました。
私を虐めていた女子も一緒のクラスでしたが、明るくなった私に陰湿ないじめはようやくなりをひそめました。
現実が充実しはじめた私は、私を常に守ってくれ、親以上の愛情を注いでくれた天使たちの存在を忘れていくようになります。
一度忘れたスピリチュアルな世界。
でも友人でヒーラーの鮎ちゃんとブロック解除の咲ちゃんの手によって、少しずつ氷に閉ざされていた私の中のスピリチュアルの花が、氷が解け、花びらが一枚一枚開く様に、目に見えない世界へと興味が広がり、その存在達が明らかになってきました。
いまでは、私が幼いころから眠ったときに会いにいっていた守護天使の存在を意識すれば感じます。
それだけでなく6人の神のような天使たちの存在も感じます。
みなさんにわかりやすい表現をするのなら、階段の一番上にいるのが、私が辛い子ども時代のときに側にいてくれた守護天使。
一番下の段あたりに、仙人風のじいさん天使?神様?がいます。
一番わたしにガミガミ言うタイプの白いおじいちゃんです。
間に数人いますが、何のためにいるのかわからず、また尋ねてみますね。
ただ生まれる前私は、
「何千年も失敗してきたが、地球の上昇とともに今度こそ今度こそ、私は私自身を救う旅路に向かう」
と。
宣言したのを思い出しました。
これがおわったら、これとこれをする。
という3個の約束を6人の天使のような神の存在に約束をし、生まれてきました。
6人はすべて男性体をしています。
私はスピリチュアルを仕事にしている二人の友人の鮎ちゃんと咲ちゃんの手によって、自分の魂の浄化を終えたように思います。
私は自分を救う旅路を終え肩の荷がおり、いつ死んでもいいや~~。
と、すっきりとしましたが
こんどは、お役目をはたす番だ。まだまだ死ねない、死なない。ということも理解しました。
終えたと思うのと同時に、あとのはじまりの使命は、わかるようなわからないような。
一週間後、生れるまえに約束した人生の目的のブループリントのセッションを受けるので、ここに報告しますね。
つづく